家族での海外転勤!海外引越し荷物に何を含めるべきか悩んでいませんか?

引越し荷物に含めるべきか悩んでいませんか 現地の生活

この記事では、これから家族で海外引越しをする方へ、何を引越し荷物に含めるべきか、処分するべき荷物なのかを、私の体験談をもとにご紹介します。

少し前に、乳幼児から小学生低学年の子供達3人を含む、家族5人で転勤することになりました。小さな子供がいると、荷物が多い! 旅行に行くだけでも何を持っていく物が多いのに、海外引越しとなるともう考えたくもありません。何を引越し荷物に含めるべきかすごく悩みました。

持っていく荷物、置いていく荷物、捨てる荷物、もう仕分けしましたか?

赴任地の気候は今と同じですか?

サトコ
サトコ

まだ何も、、、。ってか、何から用意すれば、、、。

ベッドって持っていった方がいい? え、フライパンとかも必要?

この記事はこんな人にお勧め
・これから海外引っ越しをする方
・引っ越し準備で頭がいっぱいな方

あれもこれもと全部持っていって、私のように大失敗をしないようにして下さい。このブログを読めば、赴任先に到着後に、安心して船便の荷物を待っていられるようになると思います。

海外引越し荷物の90%以上を占める船便の荷物

船便が到着するのは数ヶ月後

国内引越しだと、荷物と一緒に自分たちも移動できます。よって、少々移動距離があり、多少時間がかかってもその間はホテルに泊まるとか、実家にお世話になるとか、選択肢は色々です。たったの数日ですから。

しかし、たった数キロの小包を送っても、船便では届くまで1ヶ月以上かかります。

当然引越し荷物はそれ以上かかります。荷物の流れはどうなっているかというと、、。

荷物が届くまでの長ーい道のり ステップバイステップ

  1. 引越し業者が運び出した荷物は、直接船に乗せる訳でなく、まず、引越し業者の倉庫に入れらます。
  2. 引越し先の住所が決まるまで、荷物は倉庫で待機です。
  3. やっと最終引越し住所が決まったら、荷物はコンテナに積まれ、ようやく船に乗ります。
  4. そして、1ヶ月以上経ってようやく赴任先の国に荷物が到着します。
  5. その後、荷物は関税を通過し、問題かなければ引越し業者に引き渡されます。
  6. 引越し業者から連絡を受け、荷物を届ける日にちが確定し、ようやく懐かしい荷物との再会です。

と、長い道のりです。

注意すべきは荷物が関税を通過するまで

オーストラリアの関税はすごく厳しいと聞いていました。また、関税で問題が見つかると、また1ヶ月以上荷物が届くのが遅れると聞きました。

フランスの引越し会社によると、また、掃除、洗濯系の粉、液体含め全てのプロダクトは揮発性があるためアウト、こちらは関税もそうですが、まず長い船旅に適さない。

タンスやベッドの素材でも、IKEAなどで買ったものは大丈夫ですが、例えば、自分で作った机などはアウトと聞きました。

実際のところ、どこまでチェックしているのか不明です。しかし、オーストラリアは島国、自国の自然を守るために、できることをしているのだと思います。

関税で引っかかる可能性が高い、除外する荷物リスト

詳しくは引越し業者から、持って行けないリストに書いてありますが、私たちが特に注意したものはこちらです。

  1. 泥がついた靴
  2. 食べ物類
  3. 処方箋が必要な薬

靴に関しては、捨てられて終了ではなく、処分代金も請求されるとのこと。

食べ物、持っていきたかったですが、コンテナに何ヶ月も保管されていたら虫が湧いていそうです。よって、食料品は一切持っていきませんでした。

薬は飛行機で持って行けるので、船にさえ乗せなければ大丈夫です。

引越し業者もプロですから、荷物の仕分けに慣れています。しかし、少しでも疑惑のある荷物はパッキングしてくれませんでした。

と、ここまでは関税で問題のありそうな荷物を記載しましたが、以下、日常生活品です。

生活必需品は船便に含めない

生活必需品は船便に入れたらダメですよ。

サトコ
サトコ

そんなの当たり前ですよね。何を今更?

生活必需品と言っても大小様々です。大きいものだと、ベッド、テーブル、椅子、テレビ、ソファーなどなど。小さいものは、炊飯器、フライパン、お皿、コップなどなど。

スーツケースに入らない生活必需品が厄介なんです。

数ヶ月どころか1週間でもないとかなり困ります。最終的な住所が決まるまでの間、アパートホテルなどに泊まるなどして、数ヶ月スーツケースの荷物でなんとかなるなら、スーツケースに入らないもの、全て船便に入れてしまって問題ないと思います。

私たちの場合は、1ヶ月間だけ、アパートホテル滞在の費用を会社で負担してくれました。それ以降もホテル代を自分たちで払えば、アパートホテルでの滞在は可能でした。しかし、かなり高額な上に、手狭で、ロケーションも子供たちの学校から離れていました。よって、1ヶ月以上は住みませんでした。

そうなると、ベッドやソファーは2ヶ月目から早速必要になるアイテムなので、生活必需品です。

捨てるのは勿体無い、ギリギリまで使いたい。などの理由で、あれもこれもベッドや、洗濯乾燥機なども船に乗せてしまいました。

生活必需品は現地で購入するのが良い

生活必需品は現地で購入するのが一番。そして、ここ重要ですが、現地で購入予定の生活必需品は船便に入れないで下さい。

なぜかというと、現地で買い、さらに船便で届くと、荷物がダブります。

クッションとか小さなものなら問題ないです。しかし、ベッドやソファーがダブルと使わない方をどこかで一旦保管する必要があるので、スペースの無駄になります。

大きな家でスペアルームがいくつかあれば、荷物を一旦保管するのも可能です。しかし、ここはシドニー。家賃がスーパー高いシドニー。会社からの家賃ヘルプがあるとは言え、物置部屋を確保するなんて勿体無い。

大きな生活必需品は現地で調達の必要があるため、特別思い入れのあるもの以外は持ってこないことを強くお勧めします。

家具のレンタルもできるみたいなんですが、配達はしてくれるが、引き取りにはこない。他、レンタル料を考えると買った方が安い。などなど、色々考えることが多いです。しかもここは英語圏! いろいろな交渉も英語です。エコ的には疑問ですが、買った方が簡単です。

現地で購入し、ダブってしまった荷物、家具の現在

引越し荷物

やはり、色々ダブりました。まず、子供達のベッド。引越し前に処分する時間がなく、船便に入れてしまいました。ダブりを最小限にしたく、現地で2段ベッドを購入しましたが、船便で届いた娘のベッドはいまだにガレージで眠っています

テレビ。ダブったら別の部屋におけばいいね、と思って安いテレビを現地で購入しました。結局、画質が良くなく、今のところ、他の部屋にも置く予定なく、タンスの上で置物になってます。

ダイニングチェア。ダイニングテーブルは渡豪前に友達にあげましたが、椅子は引き取り手がなく、処分も時間がなくなり、船便へ。 現在はガレージの中で浸水対策として荷物の台になっています。

掃除機。新しい掃除機の方を好んで使っているため、船便で届いた掃除機はいまだにガレージにあります。そして、一度も使っていません。さらに、使う予定なしです。新しいのが壊れた際の保険です。

洗濯乾燥機。現地で購入した洗濯機を、サイトで売却しました。シドニーでよく使われるGumtreeというサイトで売りました。買い手との連絡や、値段交渉、引き取り日時の取り決め、めんどくさいです。

電化製品の持ち込みは注意が必要です

電圧の違いで、せっかく持ってきても壊れる可能性が高いです。

ちなみに、フランスとオーストラリアは電圧が同じなので、利用可能なんです。しかし、日本とオーストラリアは電圧が2倍違うため、日本からの電化製品は全てアウトです。日本からは電化製品は変圧器でどうにかして使えるもの以外は、持ってこない方が良いと思います。

ダブった家具、荷物たちは今後も活躍の場はなさそうなので、持ってこなければよかったと後悔です。

オーストラリアの電圧は240Vで、日本の100Vに比べ、2倍以上です。日本国内専用の電化製品は、オーストラリアでは壊れる可能性大です。
ナノイードライヤーを愛用していますが、コンセントの変換プラグOタイプを使い、オーストラリアでも使っています。小さいものを使い、ドライヤーに常に付けっぱなしです。よく使うので毎回取り外しはしていません。ドライヤーは電圧を切り替えられるタイプのものを以前買いました。

海外引越し荷物のたった1%未満、あったらラッキー航空便の荷物

幸いにも、普通サイズの段ボール7個分ほどの荷物航空便が、会社の海外引越しパッケージに含まれていました。

航空便と言っても、自分たちが移動する日に一緒に飛行機に乗せるのではなかったです。船便の荷物を取りに来た日と同じ日に、航空便荷物も運び出されました。

しかし、船便との大きな違いは、輸送時間が短いため、引越し先が決まり荷物配達依頼後、数日で配達してくれることです。本当はここにベッドが詰めればいいのですが、高価なので、そうもいきません。

航空便に含める荷物は、自分たちが最終的に飛行機で移動する時の荷物に入りきらないものです。

海外引越しの航空便に含めたい荷物

  1. 普段使いのネスプレッソマシンや炊飯器のようなそこまで大きくない電話製品数点(電圧が同じく国間の海外引越しの)
  2. 洋服類 
  3. フライパンなどの普段使いの調理機器やキッチン周りのもの
  4. ベッドシーツなどの寝具周り

容量が少ないため、中くらいまでの大きさの生活必需品全て、という訳にもいきません。でもありがたかったです。フランスとオーストラリアは季節が反対なので、4ヶ月先の服まで必要でした。その上、その期間に日本に帰る予定があったので、四季全部の服を詰めました。しかも5人分です。

結果、炊飯器や、調理機器、寝具周りは私たちは断念しました。というより、荷物リストに入っていたのですが、容量オーバーです。そこまで使わない服を箱から出す時間も余裕もなく、乗せられませんでした。

スーツケースと一緒に機内に持ち込む荷物

普段使いの荷物と、航空便、船便用荷物の運び出しに間に合わなかった残りの荷物を当日持っていきました。

スペースの許す限り、全てを持ち込みました。

私たちは、幸い、ビジネスクラスを利用しての移動でした。よって、スーツケースを含み、家族5人で合計14の荷物をチェックインする事ができました。更に、小さいスーツケースにはパソコンやらIPadやらを全て入れたので、あり得ない荷物の量でした。ちなみに、こちら当日のチェックイン荷物です。この奥にも段ボールがまだたくさんあります。皆が驚く量でした。

チェックイン荷物

次回の海外引越しは絶対に失敗したくない

今回持っていって失敗したものが沢山あったので、次回フランスに帰るときは大きな家具は早めに処分しようと思います。無いものは買えば良いんです。一番恐ろしかったのが、恐ろしい量の荷物が引越し先に届いたことです。自分たちがもともと送ったものなので、荷物の量、箱の数はわかっています。ですが、いざ荷物の山を目にすると不安で一杯になりました。家に入らなかったらどうしよう、と。

なんとかガレージに収まりましたが、荷物の山に圧倒されました。しかもガレージにはクモやゴキブリもいたので、早く段ボールを開けたい、でも置くところがない、この繰り返しでした。

なんとか残りに段ボールは最小限になりましたが、現在もまだ段ボールは残っています。

スーツケースに入る荷物しか持っていこない人もいました

フランスの家を家具付きで賃貸に出し、自分達はスーツケースだけでやってきた、というフランス人5人家族もいました。究極の海外引越しですが、潔いです。

しかも、家具は知り合いからもらったり、道で色々拾ったりしたそうです。買ったものはベッドのマットレスなど寝具のみとのことです。よって、船便の到着を待つ必要もなく、必要なものは全て現地で調達、無駄がなく素晴らしいと思いました。

次回海外引越しをする際は、スーツケースに入る荷物以外は持って帰らない、と言うわけにはいきませんが、現地で買った家具、電化製品は早めに売ろうと思います。というより、海外引越しは、できればもうしたくありません。

以上、家族での海外転勤、何を引越し荷物に含めるべきか悩んでいませんか?でした。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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