オーストラリアで物件契約するまでのステップ

オーストラリアで物件探し 現地の生活

この記事では、オーストラリアでの物件探しから物件契約に至るまでをご紹介いたします。

不幸にも1年間に2回も物件探しをする羽目になったので、記事を書くことにしました。
次の物件探しは、かなり先になることを願っています。

オーストラリアで物件を探すのって大変なんですか?

サトコ
サトコ

すっごく大変です。いい物件は取り合いになります。

この記事はこんな方にお勧めです
・オーストラリアで物件を探している方
・色々内見をしているが、物件契約までに至らない方



これからオーストラリアに来る予定で、家、アパートを賃貸契約する必要がある方必見です。

この記事ですが、留学生/ワーホリで一人部屋、相部屋などの部屋を探しをしている人向けではありません。
またオーストラリアと記載しましたが、私が住んでいるシドニー、ニューサウスウェールス州での物件探しになります。メルボルン、ケアンズなど、他の州での物件契約も大体同じかと思いますが、シドニーは移民が多いので激戦地区です。

シドニーでの一般的な家探しは以下の流れになります。

  1. アプリで物件を探す
  2. 指定されたオープンハウス日時に内見
  3. 物件の賃貸申請
  4. 申請が通ったら、Deposit(デポジット)を払う
  5. 物件契約書にサインし、Bond(ボンド)を払う

それでは、以下1項目ごとに解説していきます。

まず、オーストラリアではアプリを使い物件を探すのが一般的です。
ドメインとリアルエステートというアプリのインストールがお勧めです。オーストラリアで最もよく使われているアプリです。また、大体の物件がカバーされています。
Domain
Realestate

物件検索アプリ

インストールしたら、アプリを開き、住みたい地域、1週間の家賃の上限、部屋の数、などなどを設定し、検索です。


リストかMAPで表示されます。私はいつもMAP表示で確認しています。
まず、チェックすべきは家賃、いつから物件契約が可能か、オープンハウスの日程、いつから掲載されているかです。

realestateアプリ
Realestateアプリ
Domainアプリ
Domainアプリ

では、以下表示項目をそれぞれご説明いたします。

家賃

まず、家賃ですが、あ、意外と安い!って初めは思います。しかし、この金額はなんと1週間分の家賃です。

驚きですよね。よってこの表示額の4倍が大体の1ヶ月の家賃になります。特にシドニーは恐ろしく高いです。ドメイン、リアルエステート、その他のサイトも表示されている家賃は1週間単位で、per week又は、pwと表示されます。

例えば、上の画像のRealestateの物件ですが、部屋2つ、バスルーム2つ、パーキング1つのアパートです。
料金は1週間985ドルです。

よって、$985 per week(pw)を表示されていたら、ざっと$985×4週間=$3940が大体のひと月料金。
厳密には、$985/7日x365日/12か月=$4280がひと月の家賃です。

全体的に日本と比べて高いです。パリより高いです。
しかし、給料も高いため、比べるのは難しいですが、値段だけ見たらビックリです。

他の都市はわかりませんが、シドニーは人口が増加していますので、家を借りたい人が多い。その結果、家賃が上昇しているようです。ちなみに、去年と比べ10%ほど家賃が上昇しているようです

我が家もそうですが、シドニーでは大体2週間ごとに家賃を払う形です。

物件探し詳細
Domain物件詳細

いつから物件契約可能か

Available from: にその物件契約が可能な日付が記載されています。
この日付以降、契約が可能との意味です。
ちなみに、以前に、記載の日程より前の日付でお願いしたら断られたことがあります。
色んな業者が入るので、前倒しにすることは難しいのだと思います。

予定されている内見日程

OPEN の横に日時が書いてありますが、インスペクションの日程です。インスペクションとは内見です。
記載がない場合は、Request Inspectionとサイト内にリンクがあるはずですので、そこからインスペクションを申請します。

基本的には、不動産屋からキャンセルされない限り、OPENのインスペはきた人全員内見可能です。

この物件がいつから掲載されているか

いつから掲載されているかの情報は、Listed 〇 Days ago などと表示されています。
人気のない物件だと、一度物件ごとサイトから落とし、新たにUPする場合があります。
そうすると、あたかもつい最近掲載したかののように見せることができるため、信ぴょう性はあまりないと思っています。
ずっとアプリで物件を見ていると、何が新しくて古い物件かが、だんだんとわかってきます。

指定されたオープンハウス日時に内見

希望の物件が見つかったら、いざ内見です。

アプリに指定されている不動産会社が指定する日時に内見(インスペクション)に行きます。
大体の物件にはOPENと書かれていて、日時が指定されています。

ピンポイントでの内見になり、時間も大体15分から20分と短いです。

どうしても借りたい物件があったら、会社を休んででもその時間帯に行く必要ありです。
オープンなので誰でも内見が可能ですが、アプリからの事前登録をお勧めします。当日物件の担当者から、電話番号やメールアドレスを聞かれる手間が省けます。更に申請する際に、事前

どうしても指定された日時に行くことができない場合は、友人などの代理人に行ってもらい、FaceTimeをするのもありです。
内見せずに物件を借りることも可能ですが、自分が住む家/アパートですので、借りる前には見ておきたいですよね。

さて、人気物件になると、インスペクションの指定時間の前から人が並びます。

物件内見の様子
インスペしたく並んでいる人たち

内見で確認すること

まず、サイトに書かれていることが本当か、を確認してください。

内見時に物件の担当者と話ができる際は、アプリに掲載されている、例えば、インターフォン、ガレージ、エアコンなどが機能しているかも確認したほうがいいです。

書いてあるから内見に来たのに、実は何も機能していない物件を内見したことがあります。
はっきり時間の無駄です。もし英語に自信がない場合は、英語が話せる知り合い、または同僚にお願いして一緒に来てもらうなど。
事前にメールで問い合わせることも可能です。メールに返信してくれる不動産屋もありました。

インスペクションに来て色々あれっ?と思います。というのも、アプリのサイトに載っている画像と実際が違ったりします。
実際に見に行くとわかりますがが、アプリに掲載されている画像は何年前に撮影したもの?と毎回思います。 素晴らしい新築時の画像が利用されていても、実際は残念なことが多々ありです。

アプリ画像内に利用されている家具も、架空家具が使われていることが多いです。
また、画像がかなり引き延ばしてあり、実際に内見に行くと、え?こんなに小さいの?と毎回驚きます。 よって、借りる前の内見は必須です。

家賃の値段交渉も可能

人気物件で内見時に人が多い場合を除けば、家賃の値段交渉も可能です。ですので、内見に大体どれくらいの人が来ていたか、どれくらい人気があるのか、を知るために、早めに内見に行くことをおすすめします。

あまり人がいなく、長い間テナント探しをしている物件だと、物件のオーナーも早く貸したいので、少しだけ家賃を下げてくれる可能性があります。もし30ドル家賃を下げてくれるだけでも、月120ドル家賃が下がることになります。その物件の内見の担当者に、家賃は下げてくれる可能性はあるか?だけでも聞いてみてください。

物件の賃貸申請

いざ借りたいと思ったら、不動産会社の指定するアプリケーションフォームより申請です。

一見シンプルですが、良い物件は内見者との壮絶な戦いになります。
この申請が一番悩むところです。
給料明細や、IDなど諸々提出する必要がありますが、最も重要なのは1週間の家賃と、賃貸開始日を書く項目です。

これは、内見をした際に、どれくらい別の内見者がいたかにも関係します。
申請する際の3つのパターンを記載します。

パターン1:アプリにavailable nowと表示されている場合

内見者数にもよりますが、ほかに内見者がいなければ、提示家賃、または交渉して少し下げることも可能かと思います。

値下げ交渉はあまりしたくないって気持ちもありますが、提示家賃はたったの1週間分です。
もし1週間で50ドル下げることに同意してくれ場合、月200ドルも節約することになります。これ大きいです。

また、available nowと書かれていても、今すぐに引っ越しはきっと出来ないので、すぐに家賃を払うのはもったいないです。
引っ越しの見積、日程の調整などがあるので、例えば2週間先の日付を設定してもOKしてくれる大家さんもいます。

よって、家賃の欄には同額か、少し低い額を記載し、物件契約したい日付には、ご自身の可能な日付を。

パターン2:アプリ上の契約可能な日付が少し先で内見者が自分以外にいなかった場合

これは、あまり人気のない物件と見受けられます。表示されている家賃できっと契約できるかと思います。
日付ももしかしたら、もう少し先伸ばしが可能かもしれません。

よって、家賃の欄には同額か、少し低い額を記載し、契約したい日付には、ご自身の可能な日付を。

パターン3:アプリ上の契約可能な日付が少し先で内見者がたくさんいた場合

このパターン3が一番悩むケースです。物件を探している人は、アプリでかなり調べているので、どの物件がお得かそうでないかを見極めています。お得、またはレアな地域での物件だと内見者が殺到します。

以前、予定時間前にすでに列ができているインスペクションに行ったことがあります
この場合、すぐに契約されてしまう物件、と考えていいでしょう。

物件契約したい場合は、まず契約開始日にAvailable Fromの日付を設定する必要があります。
また家賃ですが、提示額より上の料金を設定する必要もあります。

物件契約を勝ち取るには

オーストラリアでの物件探しで、一番困るところは、サイトに掲載されている家賃を記載しても契約できないことが多々あります。高値を払ってくれるテナントと契約、まるでオークションです。

自分が大家の気持ちになって考えた際の選ぶポイントです。
できるだけ早く、家賃を多く払ってくれる人に貸したいですよね。

きっと大家の理想は、家賃をできるだけ多く、毎回遅れずに払い、物件をきれいに使ってくれる人。

インスペクションは大体水曜日か土曜日です。もし人気物件のインスペクションを土曜にし、そこを借りたい場合は日曜日までに申請する必要があります。

申請書類に今すぐ用意できないものがあった場合は、とりあえず、給料明細や、ビザのコピーを足りないドキュメント欄にアップロードです。
オーストラリアでの給料明細がまだない場合は、例えば家族ビザをアップロードです。というのも、家族ビザの場合は、メイン申請者のビザ欄の下のほうに年収が書いてあるからです。

申請をする際に、上司の推薦状、現在の不動産会社からの推薦状などが必要になる際もあります。
しかし、私はここは大家の選定ポイントではないと思っています。

選定ポイントは契約開始日と、家賃の2点、と勝手に思っています。

土曜に推薦状の記載をお願いして、日曜日までにすぐさま推薦状を書いてくれる人はあんまりいない気がします。
もしも、選定ポイントがズレていたらすみません。

人気物件を契約するには勝負も必要

よって、繰り返しになってしまいますが、人気物件を契約したい場合は、契約開始日にAvailable Dateを設定し、家賃はサイトの定時額より少し上乗せした額を設定し勝負をかけます。

しかし通らない場合も、もちろんあります。
最終的に決めるのは大屋ですので、実のところは分かりません。

そういう時は不動産屋に電話してみて、理由を聞くのもありです。次の決戦で有利になるためです。
私たちが落選した時に、不動産屋に電話で聞きました。理由は家賃と契約日でした。ちなみに金額は、サイトに掲載されている金額より300ドルも高かったです。週300ドルx4週間なので、ざっと月1200ドルアップです。年間で14400ドルアップです。私たちにとっては完全にバジェットオーバーでした。あっさり諦めましたwww.

なんとその物件はインスペクションに行った2日後にリースされていました。インスペクションに行った際も、家の中はお世辞でもすぐに住める状態ではなかったです。

ま、物件探しは水物ですのでご縁がなかった、ということで、気持ちを切り替えましょう。

3部屋以上の物件の契約は家族が有利

あと、家族で物件を探している方にはお得な情報をお知らせします。

複数部屋がある物件の場合は、大家はテナントとして家族を好む傾向があるようです。
全体的に物件数が多くないからだと思いますが、3部屋以上の賃貸物件になると値段がかなり高くなります。
3部屋物件を友達同士でシェアするパターンです。一人一人別の物件を契約するより、3人で大きな家1軒をシェアしたほうが、結果的に安くなるからです。

しかし、年齢が若いとパーティーをする、家をきれいに使えない、または一人が出ていく場合は誰がその分を払うのか、などなど。私が考えるだけでも、デメリットばかりです。もし自分がオーナーだったら、友達グループか、家族か、間違いなく家族を選びます。

よって、お目当ての物件に例えば、1200ドルと家族が申請し、別の個人の集まりが1300ドルと申請した場合でも、家族が選ばれる場合が多いです。 インスペクションの際にはできれば一番先に入り、どういう人が内見に来ているのかを見るのも、一つの手です。若そうな人ばかりだったら、家族のほうが有利です。

申請した物件の結果発表はSMSかメール

申請後ですが、選ばれた場合も、選ばれなかった場合もSMSやemailで連絡が来ます。
この待っている時間がとてもソワソワします。

いい物件が複数あった場合は、複数申請するのもありだと思います。
デポジットを払う前であれば、こちらからキャンセルすることも可能ですので。

無事に申請が通り、希望物件の申請が通れが、あとは書類関連のみです。

4. 申請が通ったら、Deposit(デポジット)を払う

契約書にサインをする前の約束金のようなものです。また、返金不可です。
大体家賃の2週間分で、初めの2週間分の家賃として利用されます
支払い後に、気が変わって契約しなくなった場合にも返金してくれません。
アプリだとDeposit Takenと表示され、その物件はDepositを支払い済みということです。

物件契約済み
deposit takenの物件

返金不可のため、よほどのことがない限りその物件は契約済みと考えてよいでしょう。

5. 契約書にサインし、Bond(ボンド)を払う

日本でいう敷金のようなものです。これは家を出ていくときに修繕費などに充てられ、余れば返金されます。
基本的にはNSW Fair Tradingのサイトにお金は保管されることになります。
よって、不動産屋からNSW Fair Tradingのリンクが送られてきて、オンラインで支払う形になります。
不動産屋に払う場合もありますが、10日以内に受け取った額を不動産屋再度でNSW Fair Tradingに移動するルールです。
週によって違うと思いますので、私が住んでいるニューサウスウェールズ州の例で記載します。
保証金の上限は家賃の4週間分です。

大家もお金を使い込む心配がなさそうですので、安心です。

1週間1000ドルの物件を借りる場合、
まずデポジットで2週間分を先払い= 2000ドル
Bond(4週間分)を支払う = 4000ドル
ミニマムで6000ドル

契約期間の途中で引き払った際のペナルティ

日本から来たばかりでアパートホテルでとりあえず生活している人は、すぐに引っ越しができると可能性があると思いますが、もともと借りている家がある人にはさらなる出費があります。

まず、今住んでいる家を引き払い、引っ越しし、掃除をしてきれいに退去する必要があるので、最短でも1週間分の家賃がダブルになってしまいます。 

また、契約満期になり引っ越しをできる人は特にペナルティーが発生しませんが、そうでないケースも多々あると思います。

現在の契約期間を75%以上消化していれば、ペナルティーは1週間分の家賃のみです。
参考までに、ペナルティーとして大家に払う額をサイトから抜粋しました。

不動産デポジットペナルティ

3年未満の契約期間の場合、以下のルールが適用されます。
契約期間の消化率
25%以下: 家賃4週間分
25-50%: 家賃3週間分
50-75%: 家賃2週間分
75%以上: 家賃1週間分
4週間が上限のようです。こちらのNSW政府のページに契約に関する記載があります。

ちなみに、このペナルティールールですが、大家が契約を解消する際にも有効です。

以上、オーストラリアで物件契約するまでのステップでした。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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